梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

血液と体のメカニズム

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こんにちは!白浜(41歳・小児科医)です。

今日は「血液銀行開業記念日」だそうです。

 

私たちの体に欠かせない体液といえば「血液」。

血液には体調のバロメーターにもなっています。

今日は血液についてお送りしたいと思います。

 

血液は体の中で作られているのはご存知かと思います。私たちの体にある血管の中には血液が入っています。

血液の中には赤血球、白血球、血小板、血漿(けっしょう)が含まれています。

赤血球は血液の基礎となる成分。赤血球はヘモグロビンが含まれています。血液が赤いのは、赤血球に含まれるヘモグロビンなんです。

白血球はケガや病気で細菌が入ってしまったときに、その細菌をやっつける成分。

血小板はケガなどで出血した時に、傷口を固める成分。血漿は血液の液体の成分です。

 

私たちの体の中に含まれる血液ですが、健康診断などで採血をしますが、採血した血液を検査をします。

採血をした血液を検査するといろいろな情報が出てきます。

まずは赤血球、白血球、血小板の数がわかります。血液の病気の一つの白血病は白血球の数値でわかります。白血病は白血球の数が異常に増えていく病気で、健康な人の白血球の数は成人では3300~11000ほど。白血球の数は個人差があります。白血病などの疾患では白血球の数は50000以上増えてきます。逆に白血球の数が減少する病気もあります。

次に血糖値、中性脂肪、血清脂質などの数値がわかったり、腎機能、肝機能の数値も血液検査でわかります。血糖値がわかると、糖尿病だけでなく、その予備軍の方、ダイエット中の方はその結果を踏まえて糖分や脂肪分を控えることができます。

花粉症やアレルギーも血液検査でわかります。スギやヒノキなどの花粉、ハウスダスト、ダニ、卵や乳製品などの食物アレルギー物質のある食品、金属アレルギーなど、いろいろなアレルギーを調べることができます。自分がどのアレルギーかがわかると、予防と対策がしやすくなります。

 

こうして見ると、血液が体の中でいろいろな役割がありますね。

 

血液検査のことについて詳しく知りたい、血液検査でどの病気かを知りたい方は、かかりつけの医師にご相談ください。

 

というわけで、白浜でした。

また明日です。

 

*参考リンク*

ウィキペディア赤血球):http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/%E8%B5%A4%E8%A1%80%E7%90%83

ウィキペディア(白血球):http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/%E7%99%BD%E8%A1%80%E7%90%83

ウィキペディア(血小板):http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/%E8%A1%80%E5%B0%8F%E6%9D%BF

ウィキペディア血漿):http://wpedia.goo.ne.jp/wiki/%E8%A1%80%E6%BC%BF

健診結果の見方・読み方(血液検査)(医療法人社団進興会):http://www.shinkokai.jp/checkup/result/item02.html

アレルギーの血液検査(こころ皮ふ科クリニック):http://cocoro-hihuka.com/rast1.html

 

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