***出演***
慎也(27歳・広告代理店勤務)
竜誠(23歳・メーカー勤務)
光作(26歳・製薬会社勤務)
(一言)
世の男子たちは大学や高校、専門学校を卒業すると、就職をしなければならない。
男子の多くがどこかの会社に入社。多くが営業マンだけど、事務や製造職、エンジニアなどさまざま。他には公務員、教師、車掌、タクシー等の運転手、料理人、パティシェ、建設作業員、建築士、医師、歯科医師、理学療法士などなど、いろいろな職業に就く男子たちもいる。女子の職業でもある看護師や保健師、保育士、栄養士、美容師などで活躍する男子もいる。お店などを開業する男子もいる。
仕事は最初は覚えるのに苦労をするけど、年月が経つにつれ、仕事にも慣れ、信用してもらえる人も現れるようになる。仕事は3年がんばれば一人前として認められるのが普通。
給料は大卒や高卒によって差が違うが、女子に比べると給料は高め。社会保険もあるし、組合にも加入できる。会社によっては社食もあるし、寮に入って生活することができる。昇進は管理職・役員に就くことが約束されている(全員ではないが)。
男子の正社員(正職員)としての問題といえば、育児休暇が取れないこと。女子は結婚して、子どもができると育児休暇を取得できるが、男子は取ることができない。法律では男子でも育児休暇を取得することができるが、会社の暗黙の了解で育児休暇を取得することができないんです。会社によっては退職を迫られることも!
育児休暇以外では残業の多さ。今は残業をした場合は残業代がもらえるが、安倍政権の労働改革で、管理職でない普通の社員でも残業代がもらえないかもしれない。残業代がもらえないまま長時間労働がエスカレートして、心身ともに疲れ果てて、体を壊してしまうことになりかねない。
女子ほど多くはないけれど、やはりアルバイトや派遣などの非正規労働者の数が男子でも多いです!!希望通り正社員として、大手企業の社員として就職することができず、中小企業やブラック企業に就職をしたり、アルバイトや派遣社員として働く男子が増えてきました。特に非正規労働者は雇用期間が定められているところが多く、生活が不安定になり、結婚ができない壁となっています。もちろん結婚ができなければ子どもも作れないので、少子化にますます拍車がかかります。貧困にも拍車がかかり、親を当てにすることにもなりかねません。ブラック企業は優良な中小企業よりも職場環境が悪く、給料が安いうえに長時間働かせ、福利厚生も整っていません。いじめも多いです。これも非正規労働者と同じように、少子化や貧困が加速する原因となっています。厚労省では新卒の求人のみブラック企業の就職を禁止にしていますが、中途採用は禁止にされていません。ブラック企業に対する根本的な改善や取り締まりをする以外ないです。
どんな職業に就こうとも、会社に貢献しなければならないし、学校卒業まで育ててくれた親に恩返しをしなければなりません。つらいことはありますが、一人前を目指してがんばりましょう。
来週は働くお母さんたちの職場環境について、「ママとパパの子育て日記」にてお送りします。(慎也)
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