***出演***
星二(高1)
リュウ(きつね・♂2歳)
(一言)
今日はぼくが住む三重です。
三重は東海地区では南側にあり、東隣が愛知、西隣が奈良、和歌山、北が岐阜があります。
三重は伊勢神宮や夫婦岩、賢島などの観光スポットがあり、多くの観光客が訪れます。アミューズメント施設ではスペイン村や長島スパーランド、鳥羽水族館などがあり、若者や家族連れにも人気があります。西側には青山高原があり、ホテルや保養所に宿泊して、英気を養う人たちもいます。和歌山から近い南側では熊野古道があり、多くのハイカーが訪れます。
食べ物では松坂牛が有名ですが、もともとは海の幸が豊富です。普通の魚も食べれますが、なんと!高級食材である伊勢海老の産地。伊勢海老は庶民はめったに食べませんが、プリプリとした食感は普通のえびとは違ったおいしさです。ご当地グルメではとんてきや津ぎょうざなどがありますが、三重で有名なのが「赤福」です。赤福は伊勢方面にあるもちをあんこでくるんだ銘菓で、伊勢方面のおみやげに人気です。
三重の問題点は「関西」の扱いにされてしまうことです。
お隣の関西の天気予報では三重の天気予報まで報道されるそうで、三重は関西の扱いにされてしまって本当に困っています(ワラ)。余談ですが、徳島も香川も福井も関西の天気予報に入っていますね…。
もう一つの問題点は、かつては「四日市ぜんそく」に罹患する患者が多かったことです。三重の四日市市は会社の工場が密集する工業地帯で、1960年~1972年にかけて、四日市の工業地帯で発生した大気汚染で地元住民ら、多くの方たちが被害に遭い、中には亡くなった方もいました。これを受けて、四日市ぜんそく患者とその支援者が会社と国を相手取って訴訟を起こし、大きな社会問題となりました。この時期の公害問題は熊本の「水俣病」、富山の「イタイイタイ病」などと並ぶ「四大公害病」と呼ばれており、水俣病などは1つの会社が起こした公害ですが、四日市ぜんそくは複数の会社がこの公害を起こしており、裁判では困難を極めましたが、多くの支援によって裁判に勝利しました。そして現在は環境技術の進歩で大気汚染がなくなり、大きく改善されました。国と会社のせいで、多くの住民たちが公害で被害に巻き込まれるのはあってはならないことです!!
今日は三重についてお送りしました。(星二)
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