こんにちは。三枝子(81歳)です。
今日は今年最後の「芸人伝説」をお送りします。
今月は「内海桂子・好江」をピックアップ!
内海桂子・好江は日本を代表する漫才師コンビでした。(写真は桂子著の単行本)
内海桂子・好江は内海桂子さんと内海好江さん(ともに故人)のコンビ。お2人は1950年に当時の林家染団治さんの紹介で知り合い、コンビを結成しました。1956年に第1回「NHK新人漫才コンクール」で優勝ならず、ショックを受けた好江さんが睡眠薬自殺を図りましたが、幸い大事には至りませんでした。2年後の1958年に「NHK新人…」に優勝し、その後数々の賞を受賞し、のちにベテラン漫才師の地位を築きました。
ボケとツッコミはどちらかはわかりませんが、桂子さんが師匠で、好江さんが弟子の関係ですが、漫才においては特定の師匠は持ちませんでした。
90年代以降も漫才師として活躍するほか、「横浜放送映画専門学院(現:日本映画大学)」の講師を務めるなど、幅広い活動をしていました。
しかし、1997年に好江さんが胃がんのために61歳で亡くなりました。好江さん亡き後は、桂子さんはピン芸人として活動をし、個人の活動のほか、他の芸人とのコラボ漫才を披露したり、後輩芸人の指導に尽力しました。2010年には当時80代でTwitterアカウントを取得し、1日に数回の割合で投稿をしていたことで話題になりました。晩年はけがや病気で闘病生活をしながらピン芸人として活動をしましたが、2020年に桂子さんが多臓器不全のために97歳で亡くなりました。
約半世紀にわたって漫才師として活動をし、好江さんが亡くなった後は桂子さんがピン芸人として、自身が亡くなるまで活動をしました。お2人の弟子にはナイツらがおり、ウッチャンナンチャンとは専門学校時代の生徒と講師の間柄で、その後同じ芸能事務所の後輩となったため、事実上の弟子扱いとなっています。お2人のご冥福を心よりお祈りいたします。
次はどの芸人さんが登場するのでしょうか?来年もお楽しみ。
というわけで、三枝子でした。
また明日。さよなら。
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