こんにちは。理（高2）です。
大人たちが大幅にいなくなって、子どもと若者だけとなった。年配者は非常に少ない。
この日はクミン（くま・♂3歳）を中心に、今の「梅の実」を立て直すために会議が開かれた。
多くの子どもメンバーからは「子どもの居場所がほしい」「ちゃんとした感染対策ができるように、ガイドラインを作ってほしい」「子どもの意思を尊重してほしい」「リモートでも楽しくできるようなイベントをやってほしい」などの意見があった。
拓矢さん（40歳・IT関連会社勤務）がアンダークラブの活動を紹介し、地域や国ごとで個別で活動をし、別地域・別の国同士でも交流を深めている。
アンダークラブの特徴は、子どもと大人が分け隔てなく、一体となって運営している。ここでは子どもも大人も関係なく活動をしており、子ども・大人の差別はない。ちなみにアンダークラブの大人たちのほとんどが20代を中心とした若手メンバーだ。
子どもと年齢が近い大人の方が無理なく付き合えるし、結婚して子どもを持つ人間に比べて子どもの姿が見えている。それぞれ「個」を大切にしているから、子ども・大人のトラブルはほとんどない。
いろいろと話し合いをして、子ども中心のグループ、どの人間も個を持ったグループを目指すことで一致した。
これからの「梅の実」は自分たちで守っていかなければならない。これ以上、糞みたいな大人たちにつぶされないためにも。
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