梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

学校の掟~教師の労働~

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***出演***

吉岡(31歳・小学校教師)

秀彰(42歳・中学教師)

 

(一言)

「学校の掟」シリーズはいつもは生徒の目線で、いろいろな学校の問題について取り上げていますが、今回は教師の目線で教師の労働について取り上げたいと思います。

 

教師は幼稚園から高校まで、それぞれの場で仕事をしていますが、ここ最近ではすごく忙しいです。

仕事の内容は毎日の授業、生徒指導は当たり前。そこに不定期にある職員会議に保護者からの対応、PTA対応など、さまざまな仕事があります。中学・高校では部活の指導や進路指導などもあります。

もっと嫌なのが、教師には必要のない事務処理です!事務処理は学校や教育委員会文科省からの依頼で書類を作成しないといけない。文科省教育委員会からの依頼では統計を取るために生徒や保護者へのアンケートをとらないといけないし、生徒と向き合う時間を奪われてしまいます。こういった仕事が山積みになっているため、朝は早く出勤し、夜は深夜まで仕事…家に帰ったら寝に帰るだけになります。特に家庭を持っている人は妻(夫)や子どもとの時間が取れません。

 

教師の労働は海外からも大きな批判を浴び、過労死寸前の状態となっています。すでに精神疾患を患っている教師も多く、休職をしている人もいます。反対にその仕事のストレスで生徒いじめへと助長し、憂さ晴らしで生徒をいじめている教師が急増しています。その昔は体罰はありましたが、今は体罰を通り越して、いじめ・虐待をくり返し、それが快感を覚える教師がいます。いじめが原因で親子が訴えても教師たちは知らんぷり。教育委員会も保護者対策のために黙認をくり返すだけ。

こういったいじめをなくすには、教師たちの労働の負担を軽減しないといけないです。授業とかは教師の仕事ですが、事務処理を学校の事務職員に任せたり、部活や生徒会の活動については生徒に任せるなど、できる限りの負担は軽減すべきです。

 

教師も一人の人間です。少しでも休息が必要です。これ以上、教師の負担を増やさないでほしいです。(吉岡)

 

(他のみんなからひと言)

>うちの学校でも長時間労働が横行しています。別の学校に赴任する教師が長時間労働が原因でうつ病になり、働くことができなくなりました。うちの学校でもいつ過労死や自殺があってもおかしくありません。早急に労働環境を整えてほしいです。(秀彰)

>うちは私立ですが、教師の労働環境をよくするために、生活指導を各学年の生徒自治会や学級委員などの委員に任せています。事務処理については各学年の担当事務スタッフがおり、教師の指示に従って、事務スタッフが事務処理を行っています。部活については各スポーツや文化・芸術の経験者の教師がいない場合は、外部講師を派遣し、部活の休みの日も週に2回をノルマに、各部活で休みを決めています。こうすることにより、教師の負担を減らすだけでなく、生徒や教師以外のスタッフに任すことにより、生徒の自立を促したり、スタッフとの役割分担を担うことができます。学校を改革するには生徒を改革するだけでなく、教師も改革をしないとダメですよ!(崇展・43歳・学校経営)

 

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