***出演***
恭介(27歳・水泳選手)
(一言)
ぼくは日本や世界で活躍する水泳選手です。大手スポーツメーカーと所属契約をしながら、日本や世界の大会へ出場・入賞するために毎日練習をし、そして試合で結果を出しています。
水泳を始めたのは4歳のとき。5歳で初めて50mを泳げるようになってからは、水泳が楽しくなり、水泳選手を目指すようになりました。小学生、中学生、高校生でも結果をだし、大学、社会人では日本だけでなく、世界の大会にも出場し、結果を出してきました。
水泳選手は水泳ができれば誰でもなることができます。各地域・全国・世界各地で水泳の大会やオリンピックがあります。カテゴリーは小学生年齢、中学生年齢、高校生年齢、大学・社会人などに分けられます。大会の種類によっては高校生~社会人、中学生~社会人などが対象のところがあります。オリンピックでは中学生を含む15歳以上が対象です。
水泳で稼いでいくには日本や世界の大きな大会でメダルや入賞圏内に入ることです。小学生から高校生までが対象の国内の大会では当然ながら入賞しても報酬をもらうことはありません。大学生や一部の高校生の場合は各大学・高校に所属し、社会人の場合は水泳部のある実業団に所属するかスポンサー契約をして、入賞圏内の成績を残し、初めて報酬をもらうことになります。水泳選手はアマチュア選手ですが、プロ選手と同様の立場になりつつあります。
水泳選手として問題なのは、他のスポーツでも言えることですが、ケガや年齢の衰えは避けて通れないです。水泳でのケガは手や足などのケガが多く、治療・リハビリを余儀なくされる選手たちも少なくありません。年齢の衰えは高校や大学、20代前半の場合はそんなに気にすることはありませんが、20代後半以上になってくると、若いときよりもスピードが遅くなりますし、故障もしやすくなります。そうならないためにも体のケアは欠かせません。
水泳選手は全身を使うスポーツですので、心臓などの病気を持っている(いた)方は向いていません。治療中なのにスポーツをすると命にかかわる場合があります(ただし、例外があります)。ただ、足に障がいがある方など、一部の身体障がい者が対象のスポーツ大会もあります。持病を持っている方や身体に障がいがある方で、水泳選手を目指す人たちは主治医の先生に相談してください。
水泳選手はおおむね30代を過ぎると引退します。引退後はコーチや監督などの指導者、スポーツキャスターなどに転身する人もいれば、一般のサラリーマンやOLになる人もいます。しかし、野球選手やサッカー選手などのように、30代以上になっても選手として活躍する人たちは増えていくと思います。体と相談しながら、選手として続けていきたいです。(恭介)
(他のみんなからひと言)
>ぼくは社会人1年目まで水泳の選手をしていました。主に国内の大会で優秀な成績を残してきました。社会人になって思うような結果が出せず、そのまま引退しました。その後サラリーマン生活を経て、現在の仕事に就いています。あの頃は大変なことがあったけど、充実した選手時代を送れてよかったと思います。(浩道・27歳・スポーツインストラクター)
>ぼくは学校では水泳部に入っています。試合では中学生が対象の大会に出場しています。大人になっても水泳の選手として活躍したいです。(一麻・中2)
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