こんにちは。宜仁(高3)です。
今週のおしゃべりカフェは「日本の領土」です。
日本の領土は北海道、本州、四国、九州、沖縄が正式な固有の領土。しかし、日本の領土はこれだけではありません。
北海道周辺にある北方領土、島根から離れた場所にある竹島、長崎から離れた場所にある尖閣諸島など。沖縄もかつてはアメリカの領土でした。
そこで、日本の領土について3人でおしゃべりしたいと思います。
メンバーは牛太郎さん(牛・♂5歳)、貴人さん(47歳・新聞社勤務)、ぼく・宜仁です。
宜仁「今日はご当地グルメを紹介したいと思います。ぼくが住む大分のご当地グルメは「だんご汁」です。だんごと言ってもほうとうやきしめんに近い平べったい麺のようなものです。これを野菜や肉などと一緒に煮込んだみそ仕立ての汁です。今日はぼくのお母さんが作りました。みなさんどうぞ。」
3人「いただきま~す。」
牛太郎「ん!うまい!めんのようなだんごがもちっとしていて、野菜や肉ともに相性がいいね。」
貴人「初めて食べましたが、うまいです。」
宜仁「2人ともありがとうございます。あとで母に伝えておきますね。」
~だんご汁を食べ終わったところで、本題です~
貴人「今日はわが家で飲んでいる八女茶を持ってきました。」
牛太郎「うまい!九州の緑茶は八女茶だね。」
宜仁「おいしいです。あ、ところで、今日は「日本の領土」についてなんですが、もともとの領土である北海道、本州、四国、九州については省略します。今回は沖縄、北方領土、竹島、尖閣諸島についてなんですが、どう思いますか?」
牛太郎「沖縄は今は日本の領土になっているけど、返還前はアメリカの領土化になっていたんだよね。」
貴人「あの時は戦争があって、アメリカが占領されていたからね。のちの首相がアメリカと話し合って、返還になったんだ。」
牛太郎「返還後の今でもアメリカ軍の基地が多く存在する。特に名護市の辺野古移設問題は未だに決着していないし。」
宜仁「千紗(小5)の話では、アメリカ軍の基地がある周辺の住民たちは騒音に悩まされているし、少女や女性に暴力をふるうアメリカ兵も過去にいて、中には亡くなられた少女や女性たちもいる。辺野古に移設をしてもその周辺に住む住民たちが同じような目に遭う可能性もある。」
牛太郎「沖縄県民は一日でも早くアメリカ軍基地を他の国へ移動してほしいと願っているよ。」
貴人「沖縄県知事などは沖縄県民と同じ思いをしているが、安倍首相をはじめとする日本政府は辺野古移設を目指しているね。」
宜仁「あと、竹島や尖閣諸島、北方領土もいまだに解決していないし。」
牛太郎「北方領土はロシアとの話し合いも平行線だし、問題は竹島と尖閣だよね。」
宜仁「尖閣の件では、当時の民主党政権で対立していたし、当時は東京都知事だった元次世代の党の石原さんも同じように対立していたからね。安倍政権になってからも尖閣や竹島の問題は全く解決せずに平行線。一部の日中韓の国民たちも竹島や尖閣の件で対立しているしね。」
牛太郎「そもそもどっちの領土なの?」
貴人「北方領土も竹島も尖閣もみんな日本の領土だって、一部の日本人が言っているが、多くの日本人は尖閣や竹島、北方領土のことを知らないっていう人もいる。特に子どもや若者に顕著だ。」
宜仁「ぼくも正直言って、竹島や尖閣などは日本の領土なのかがわからないです。そこに住んでいる日本人がいるのも聞かないし、学校で習っていないっていう人もいますし。習っていても、先生がぐだぐだ話するだけで終わっていたような気がしますが。」
牛太郎「日本の学校教育って、受験教育でしょ。試験に出るものを中心に教えているから、根本的に学ぶことを教えないからね。特に日本の本当の歴史をね。」
貴人「戦争も日本兵に殺された中国兵や韓国兵などのことを一切教えないし、当時の政府は謝罪もなかったからね。広島や長崎の原爆のことや東京の空襲のことなどは教科書にも書かれているが。」
宜仁「本当の日本の歴史についても歪曲していますよね。間違った歴史を教えてしまうととんでもないことになってしまうし。日本の歴史に詳しい大学の先生に話を聞いたり、戦争の体験者の方にどんな状況だったのかをぼくたちが知らないといけないですね。」
牛太郎「それが一番近道かも。北方領土や竹島、尖閣に住む日本人がいるのかも知りたいよね。」
貴人「まずは日本政府が中国や韓国、ロシアの政府と話し合いをするべきだね。対立して、戦争になってしまったら困る!」
宜仁「集団的自衛権を行使してしまったら、ぼくたちが戦場に行かなければならなくなる恐れがありますね。ぼくたちも戦争は反対です!!」
(左から牛太郎、宜仁、貴人)
各地の領土権は各国で話し合うべきだと思います。戦争だけは起こしてほしくないです。
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