＊＊＊出演＊＊＊
たえ子（50歳・女優）
まい（大学3年）
（一言）
私は女優をしています。大学生の時に映画のオーディションで女優としてデビューし、その後は映画、ドラマ、舞台を中心に活躍しています。
女優は女性の俳優。女優をやるには中学生以上の女性であれば年齢は関係ありません。
映画やドラマなどのオーディションを受けて、合格をすれば女優としてデビューをします。アイドルなどのように町でスカウトされ、芸能事務所に所属し、厳しいレッスンを経てデビューしたり、劇団に所属し、そこで厳しいレッスンを経てデビューしたりとさまざまです。子役出身の方は小さい頃から児童劇団に所属し、子役として経験を積んでから、女優として活躍します。
かつては映画女優、ドラマ女優、舞台女優と大きく分かれていましたが、今は基本的にどの舞台でも仕事をするのがほとんど。舞台女優の場合は劇団に所属して、そこで看板女優になる場合があります。
女優の問題点と言えば、年齢とともに主役が減少し、年相応の役を演じることになります。
女優は年齢的に主役になる確率が多いのが20～30代まで。40歳を過ぎると母親役、祖母役になることがほとんどです。逆に中学生の場合は小学生～高校生までの役、高校生の場合は中学生～大学・社会人の役に限られており、現在、高校が舞台の学園ドラマでは現役高校生の女優の出演はほとんど少なく、多くが高校を卒業した10代と20代以上の女優がメインとなっています。私自身も女優として主役を演じたのは20代、30代で、40歳を過ぎると母親役が多くなっています。
あと、どんな役であろうとも、女優はその役を完ぺきに演じなければなりません。監督や演出家の言うとおりに役作りをし、その役を演じ切ります。髪型も役通りに髪をカットしたり、ヴィッグやエクステを使用して髪を長くしたり、いろいろと工夫をします。体もその役に合わせてダイエットをしたり、逆に体重を増やしたりします。病人役でしたら、日焼けを避け、ある程度食事制限をして体重を減らします。アスリート役でしたら、スポーツトレーナーの指示通りにトレーニングをしたりします。
若い頃から女優をしている人もいれば、50歳、60歳を過ぎてから女優を始めた人もおり、女優は定年もなく、死ぬまで一生涯その仕事に就くことができます。女優を目指しているみなさんはぜひがんばってくださいね。（たえ子）
（他のみんなからひと言）
＞私は高校を卒業してから本格的に女優をしています。もともとはアイドルグループに所属し、アイドル活動と並行して活動しましたが、グループを卒業し、ドラマや映画を中心に活動をしています。女優だけではなかなか仕事がないので、タレント業もしており、こちらはバラエティ番組に出演したりしています。（克子・23歳・タレント）
＞ウチはアイドルグループに所属しています。今のアイドルグループは中学卒業と同時にグループを卒業しなければなりません。グループ卒業後は女優を目指しており、学業と両立しながらがんばりたいと思います。（冴香・中3）
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