こんにちは!昇児(中2)です。
今日は「アスリート伝説」をお送りします。
今月は「高橋大輔」選手をピックアップ!
高橋選手は日本を代表する男子のフィギュアスケート選手で、現在はアイスダンスの選手として活躍しています。
高橋選手は岡山県出身で、8歳の時にフィギュアスケートを始めました。2002年にジュニアの選手として「世界ジュニア選手権」に出場し、日本男子として初の優勝を飾りました。2002年に高校生でしたが、本格的にシニアに参戦。2004年に「関西大学」に進学しました。
2004年シーズンではけがなどの影響で思ったような結果が出ませんでした。2005年シーズンに「スケートアメリカ」でグランプリシリーズ初優勝を果たし、本田武史さんに続く日本男子2人目のグランプリシリーズ優勝者となりました。「全日本選手権」では初優勝を果たし、わずか1枠の「トリノオリンピック」の出場を果たしましたが、結果が伸びずに8位となりました。
2006年シーズンからは数々の大会で賞をとり、世界でも活躍しましたが、2008年シーズンに練習中に転倒し、右ひざを負傷し、戦線離脱を余儀なくされました。2009年シーズンに復帰し、「フィンランディア杯」で優勝するなど、グランプリシリーズでも活躍。「全日本選手権」では4度目の優勝を成し遂げ、「バンクーバーオリンピック」に内定しました。
「バンクーバーオリンピック」ではSP(ショートプログラム)では90点台をマークして、3位となり、フリーではジャンプのミスがありましたが、ステップと演技構成点で最も高い評価を受け、日本およびアジアの選手としては史上初の銅メダルを獲得しました。「バンクーバーオリンピック」から約1か月後の「世界選手権」で完全優勝を果たし、日本・アジアで史上初の世界チャンピオンとなりました。
2010年シーズン以降は4回転を成功させるなどの活躍でしたが、「グランプリファイナル」の練習中に小塚崇彦さんと衝突して首の状態が悪くなって、後半は結果が出ませんでした。2013年シーズンの「全日本選手権」ではけがもあり、思ったような結果が出ませんでしたが、これまでの実績を考慮して、最後の3枠目で「ソチオリンピック」に選出されました。
「ソチオリンピック」ではジャンプミスが響いて6位となり、フィギュアスケート日本代表でオリンピック3大会連続出場したのは高橋選手が初めてです。しかし、2014年シーズンは1年間休養を発表し、のちに現役を一時引退しました。
引退後はアイスショーやキャスターとして活躍しましたが、2018年に現役復帰を発表し、所属を「関西大学」の系列クラブである「関西大学KFSC(カイザーフィギュアスケートクラブ)」に籍を置き、国際大会には一切出場せず、国内大会に出場、2018年シーズンの「全日本選手権」では2位となり、「世界選手権」の代表入りを打診されましたが、自ら出場を辞退しました。その後2019年シーズンまで活動し、「全日本選手権」を最後に男子シングルの選手を引退し、アイスダンスの転向を表明し、2020年からはアイスダンスの選手として、同じ大学の後輩である村元哉中選手とペアを組んで、練習拠点をアメリカに移しました。
大学時代から選手として活躍し、長年低迷していた男子フィギュアスケートの国際大会の活躍の場を広げ、メダリストとして日本の男子フィギュアスケート界に貢献しました。高橋選手の活躍で、のちに羽生結弦選手や宇野昌磨選手らが活躍しました。アイスダンスの選手の活躍はこれからですが、アイスダンスの方でも活躍することでしょう。2018年の現役復帰では当時32歳で、日本人男子のスケーターでは過去最年長記録となり、アイスダンスでも日本人選手最年長です。
次はどの選手が登場するのでしょうか?次回は4月にお送りします。
というわけで、昇児でした。
また明日。
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