こんにちは。喜子(37歳・主婦)です。
私は長野県に住んでいます。
もともとは東京出身ですが、実は訳があります。
2人の息子のことです。
次男の財(たから・3歳)は生まれた頃からぜんそくにアトピー性皮膚炎があります。卵や牛乳などの食物アレルギーもあります。
長男の樹(いつき・小3)は弟ほどではありませんが、ぜんそくがあります。
ぜんそくやアトピー性皮膚炎の原因はわかっていませんが、空気が悪かったり、ダニなどの害虫が原因だったり、食べ物に食品添加物が入っていたりなどとさまざま。
東京に住んでいたころは子どもの病気にかなり気を使っていました。高い自然食品のものを購入したり、知人からアトピーに効くからって、健康食品を購入して与えたりといろいろしましたが、改善されず…。
東京の町は車や工場の排気ガスに、タバコの煙、ハウスダスト…ととても空気が悪く、2人の息子にとっては住みづらい環境でした。
また、学校や家庭内のストレスもアトピーなどの病気を悪くする原因でもあるのです。
ネットで調べて、長野にある大学病院でアトピーやぜんそくなどの治療を専門とし、改善された子どもがいると聞き、東京の主治医の先生に相談しました。最初は今の場所で治療しなさいと言われましたが、私はこんな悪い環境の中では治すことはできないと訴え、最終的には長野の病院の紹介状を出してくれました。
主人に相談しましたが、主人は今の会社があるので、一緒には行けないって言われ、私と息子2人で長野へ引っ越すことになりました。同時に主人は単身赴任。
住んでいるのは長野の田舎町。
東京よりも空気がよく、自然がいっぱいです。
樹は東京の小学校から今の小学校に転校しました。
住民票も親子3人分登録。収入は夫の仕送りに2人の「子ども手当」でやりくりしています。
早速病院へ。さまざまな検査をしました。2人の病気の原因も明らかになり、新しい治療法で挑戦しました。2人ともまだまだだけど、いつか治ることを信じて。
東京へ単身赴任中の主人も、休日には私たちのところへ帰ってきます。
このときは子どもたちもうれしそう。
主人と子どもたちでキャッチボールをして遊んだり、自然の中を探検したりと、子どもたちは新鮮で、主人には童心に帰った懐かしさがよみがえりました。
食事は財が食物アレルギーがあるので、卵、牛乳などを使わず、安全・安心の自然食品や無農薬野菜を使ったメニューがほとんどです。子どもたちが大好きなケーキもアレルギー物質を含まない、手作りのものを与えています。
いわゆる「マクロビオティックス」と言うのでしょうか。子どもたちが健康になっていくのと同時に私の肌もきれいになり、イライラがなくなりました。
住んでいる借家は近くに畑があり、子育ての合間に無農薬野菜や果物を作ってみたいっていう希望がわきました。
田舎暮らしもまだまだ始まったばかり。
素晴らしい自然に囲まれて、親子3人で仲良く暮らしています。
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