梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

新型コロナが憎い!(その8)

こんにちは。吉岡(31歳・小学校教師)です。

今週のおしゃべりカフェは「新型コロナ」・第8弾です。

今日は3人のメンバーたちと一緒におしゃべりしたいと思います。

メンバーは私・吉岡、秀彰先生(42歳・中学教師)、幸宏先生(26歳・高校教師)です。

 

~ここからはオンラインチャットによる会話です~

吉岡「今日は東京と新潟からリモートでお送りします。今日のご飯は勤務先なので、先にすましてきました。ぼくですが、給食で、この日はカレーライスとコールスロー、みかん、牛乳です。」

秀彰「私の勤務先の中学校では弁当で、メインはとんかつでした。弁当は妻(由佳・40歳・小学校教師)が作りました。ちなみに他の地域の一部の中学校は給食になっています。」

幸宏「ぼくは学食で、うどんといなり寿司です。」

吉岡「ありがとうございます。さて、今日のテーマは「新型コロナ」ですが、今回は教師3人でお送りします。新型コロナ感染拡大で、学校現場も大きく混乱が生じました。緊急事態宣言中では学校が休校になり、現場ではその対応で大きな混乱が生じました。まずは休校中の対応についてどうしていましたか?」

秀彰「うちは生徒が休校になっても、教師たちは学校に出勤しなければなりません。毎日課題のプリント作成で忙しかったです。」

吉岡「私のところも一緒です。オンライン授業は皆無なので、プリント作成や家庭訪問、職員会議など、忙しかったです。幸宏先生のところはオンライン授業ですか?」

幸宏「うちはお2方と一緒です。プリント作成と生徒宛てのメール送受信、職員会議と保護者対応で忙しかったです。オンライン授業なんてないですよ。」

秀彰「うちと一緒ですね。」

吉岡「公立はオンライン授業のための予算は一切出さないですからね。」

秀彰「家では息子たち(良助・高1&大助・中1)が通うそれぞれの私立校ではオンライン授業でしたよ。」

吉岡「私立はほとんどがオンライン授業ですよね。」

幸宏「ぼくは新潟に住んでいますが、新潟では「長岡学園」という私立の高校と幼稚園がありますが、知り合いに聞いた話ではオンライン授業はやっていなかったですね。あそこの高校は寮があり、緊急事態宣言中でも寮生は寮で生活していましたよ。ま、もともと新潟は東京に比べて感染者が少ないのもありますけど。」

吉岡「東京は多いですよ。緊急事態宣言解除になった今でも200人前後の感染者が増えていますからね。」

秀彰「私は東京に住んでいますが、勤務先の中学校は神奈川です。神奈川も東京ほどではないですが、感染者が多いです。すでに勤務先の中学校の同じ学区の小学校では生徒のクラスター感染が起こっており、生徒だけでなく、保護者や教師も感染しました。」

吉岡「西町の「西北中学校」では生徒と教師のクラスター感染が起こっていましたし、南町にある私立の「御殿山学園」では高校のサッカー部の生徒たちのクラスター感染が起こりました。勤務先の小学校のお隣の地域である「桜台中学校」では生徒の保護者がコロナに感染し、その影響で保護者の家族である乳幼児の子どもが感染しました。」

秀彰「生徒は感染しなかったですか?」

吉岡「生徒は陰性でした。ただ、生徒は濃厚接触者に該当するため、しばらくの間は学校を休んだそうです。」

幸宏「うちは学校ではないですが、地元の病院で院内感染がありましたね。」

吉岡「緊急事態宣言が解除され、学校も6月に分散登校から始まり、7月から通常登校に戻りました。特に変わったことはないですか?」

秀彰「いつも通り学校が戻ったことで、教師も保護者も喜んでいました。ただ、生徒は多くが学校があることを喜んでいましたが、一部の生徒はオンライン授業をしてほしい声が多くて、コロナ感染が怖くて不登校になった生徒がいます。」

幸宏「うちも同じです。いじめなどが原因で不登校になった生徒に加えて、コロナ感染の恐怖で不登校になった生徒が増えてきました。オンライン授業を希望している生徒もいます。」

吉岡「うちも生徒や保護者がオンライン授業をしてほしい声があります。学校としては実現してほしいですが、教育委員会が動いてくれないので、本当に困りますね。」

秀彰「教育委員会は本当に固いですよ。学校側がオンライン授業を実施してほしいと懇願しても、教育委員会がうんと言わないですから。」

幸宏「高校はまだOBたちの支援もあるので、オンライン授業の実現が可能ですが、生徒の中には貧困やひとり親の家庭もあり、パソコンやタブレットさえ持っていない家庭もあります。スマホも貧困家庭では持っていない生徒もいます。」

秀彰「うちも一緒です。貧困家庭やひとり親家庭は通信機器を持っていないところも多いです。あと、うちは中3では高校受験が控えているので、この先が心配です。」

幸宏「うちの学校も高3の生徒が大学受験を控えています。秋から推薦入試があり、年明けには「大学入学共通テスト」、一般入試があります。秋冬は第3波が起こる可能性があり、夏よりもひどくなる恐れがあります。」

吉岡「幸宏先生の地域ではないと思いますが、東京では中学受験があります。うちも一部の小6の生徒が中学受験を控えています。去年みたいに入試がある日に高校や大学、私立中学に受験生が集まったら、あっという間に3密になります。そうなってくると「受験クラスター」が起こる恐れがあります。政府や都道府県、私学連合が対応してもらわないと本当に困りますね。」

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(左から秀彰、吉岡、幸宏)

 

今の日本の学校教育は新型コロナによって限界に近づいています。

 

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