こんにちは!似衣奈(大学3年)です。
今日は「短歌」についてお送りします。
短歌は「5・7・5・7・7」の歌体で、かなり昔から作られ、読まれています。
明治時代以降は与謝野晶子や石川啄木、斎藤茂吉などの有名歌人を輩出し、短歌の雑誌や本を出版されました。
昭和の戦前では北原白秋などが登場し、多数の短歌の派が存在していました。戦後になってから、新歌人集団が結成され、現代短歌の基盤を作りました。
現在の短歌でベストセラーとなったのは、1987年に俵 万智さんの「サラダ記念日」で、これまで短歌には見向きもしなかった若者にも影響を与え、ドラマ化にもなりました。
「サラダ記念日」から約20年が過ぎた2018年に萩原慎一郎さんの「歌集 滑走路」がベストセラーとなり、2019年に「キノベス!」で第8位に選出されました。2020年に映画化。同年にピースの又吉直樹さんが解説に加わった文庫版が発行されました。「滑走路」は非正規雇用や社会へのエールをテーマにした歌集で、他の歌人の作品でも社会問題を扱った歌集が出版されたり、Twitterを使った短歌の発表も行われ、現在の若者にも受け入れられるようになりました。
こうして見ると、短歌は昔も今も受け継がれていますね。
今日は家族や友達でオリジナルの短歌を作ったり、歌人たちの短歌を読んでみましょう。
というわけで、似衣奈でした。
バイバ~イ(^_^)/
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