安紀子（58歳・家業手伝い）です。
家族が死んでしまった…。
コロナで…。
私の家は大阪で串かつ屋をしており、主人（作三・61歳・飲食店勤務）、娘（美貴子・27歳・家業手伝い）、娘むこ（丈二郎・23歳・料理人）、私の4人で店を切り盛りしている。孫（弘貴・3歳）を含めて5人で暮らしている。
同居している子どもは娘だけだが、実は離れて暮らしている息子がいる。息子は料理人を目指して京都で生活をしている。
しかし、家族を引き離す出来事があった。
それは1本の電話だった。
安紀子「はい、「だるま」です。」
息子の同僚「○○と申しますが、お母様ですか？」
安紀子「何ですか？」
息子の同僚「息子さんが今朝…亡くなりました。」
安紀子「え？うそやろ！？」
息子の同僚「本当です！！新型コロナに感染して、大阪の自宅で亡くなりました。」
安紀子「何でや！！息子は京都に住んでいるんやで！！なんで大阪に住んでるんや！！」
息子の同僚「息子さんは京都ではなく、大阪に住んでいます。息子さんは1週間前にコロナの症状が出て、自宅療養をしたんですが、亡くなる2日前までは連絡は取っていましたが、その後は連絡が途絶えてて、あまりにもおかしいと思い、上司と2人で自宅に向かいましたが、そこで亡くなっていました。」
安紀子「そんな…。」
離れて暮らす息子が亡くなった…。
息子は調理師専門学校卒業後に京都の料亭へ就職し、そこで修業をしていたが、同僚の話では、3年前に京都の料亭を退職し、大阪に戻り、大阪のチェーン店飲食店で働いていた。
10日前に現在の職場で行われているPCR検査で陽性が出て、そのまま自宅療養。しかし、亡くなる4日前に容体が急変し、救急車を要請したが、保健所に連絡するようにと言われ、保健所に連絡をしたが、何度電話してもつながらなかった。息子は同僚と毎日連絡を取っていたが、亡くなる2日前に連絡が途絶えて、そのまま息を引き取った。まだ30代の若さだ。
息子の遺体は24時間以内に火葬をしなければならず、死に目に会うことができなかった。あとで遺骨が葬儀会社からこちらに届いたが、こんな変わり果てた姿に私ら家族は無念でしか思えなかった。
私ら家族は「大阪維新の会」のおひざ元である大阪市に住んでおり、私ら家族は維新の吉村さんや松井さんを応援していた。コロナでも本当にがんばってくれているし、そう信じていた。
しかし、維新を支持していない他のメンバーの話では、コロナの自宅療養での死者が非常に多く、入院さえもできない人が多かった。保健所への連絡が取れないのもざらにあった。大阪はコロナ死者全国ワースト1であることを知った。その中にまさか息子が含まれるなんて…。
維新は「身を切る改革」を実行して、政治家たちの給料を半額以下にして、退職金もなし。市民・府民サービスが良くなったと思われたが、実際は退職金がない代わりに、政治家たちの給料が上乗せされていた。特に松井さんの給料が廃止になった退職金を一部上乗せされていたのだ。市民・府民行政も市立の高校が廃止にされ、公園が荒廃されて、花は造花をつけられ、電飾もつけられた。道路もほとんど整備されていない。そして、緊急事態宣言の飲食店の休業で協力金の支払いもほとんどの店がまだ支払っておらず、店を廃業せざるを得ないところも出ている。私らの店も協力金の支払いがいまだにされていない。
維新の政治家やその関係者の不祥事が多く、多くが政治資金問題だが、中には庁舎にサウナを設置した元池田市長や知人を殺そうとして、殺人未遂で逮捕された国会議員の秘書など、悪質な不祥事が多いことが分かった。
息子が亡くなる前までは維新を応援していたけど、今は維新が本当に許せない！！
「息子を返せ！！！」
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