こんにちは。理（高2）です。
クミン（くま・♂3歳）からのメールで、「梅の実」の会費が発表された。
（会費詳細）
・政治家、大手企業社長、大学教授、国家公務員キャリア（官僚）、医師、歯科医師、弁護士、公認会計士、資産家など：30,000円
・大手企業管理職、中小企業社長、司法書士、行政書士、税理士、地方公務員管理職など：20,000円
・大手企業社員、中小企業管理職、自営業、国家公務員（一般）、地方公務員（一般）、専門職（薬剤師、看護師、教師、栄養士など）、芸能人、スポーツ選手など：15,000円
・中小企業社員、家業手伝い、正社員・正職員の高齢者、農業、漁師：10,000円
・大学生、専門学校生、主婦（主夫）、一般高齢者、障がい者：5,000円
・高校生及び18歳未満の有職者（芸能活動含む）：3,000円
・中学生：2,000円
・小学校高学年：1,500円
・小学校低学年：1,000円
・乳幼児：500円
このように決まった。
政治家など、給料が高い仕事の人が一番高い30,000円で、一番安い乳幼児が500円と差があった。
基本的に高校生を除く18歳以上が5,000円以上で、高校生以下は3,000円以下となった。
オレは高校生なので3,000円。
これらは単独の金額だが、家族やきょうだい一緒の場合は500円～1,000円くらいは割引になる。
本業の仕事以外に副業やアルバイト・パートを掛け持ちでしている方は1,000円～2,000円くらいは上乗せで払わなければならない。
これらの会費は毎月徴収するもので、飲み会やごはん会等のイベントの金額は含まれない。
支払方法は振込用紙での支払いまたはクレジットで、基本的にクレジットカード払いを推奨。18歳以上は本人の支払い、高校生以下は保護者の支払いとなり、高校生以下のメンバーたちは保護者に会費を徴収する旨の同意書を提出しなければならない。
オレは親に同意書を見てもらい、話し合いの末に会費の支払いに同意してくれた。
そして、会費が決定したと同時に、「梅の実」を去ってしまったメンバーたちがいた。
造反組である青田（34歳・商社勤務）や井上（41歳・信用金庫勤務）らは「梅の実」を辞めていった。造反組の一人である則子（37歳・メーカー勤務）は辞めてしまったが、娘の真知子（中1）ら、則子以外の家族は残留となった。造反組のうち、規定違反を犯した副志（32歳・トラック運転手）と尚古（33歳・看護師）は、新たに新設した「梅の実」のコンプライアンス委員会の会議により、「永久追放」となり、2度と「梅の実」に戻ることができなくなった。
造反組ではないメンバーのうち、賢一郎さん（25歳・メーカー勤務）や仁海さん（24歳・飲食店アルバイト）などは、「会費は払いたくない」という理由で辞めてしまった。良男（小4）親子も辞めてしまい、理由は良男のお母さんの佑子さん（34歳・主婦）のご主人が会費徴収に反対したため、続けられなくなったそうだ。
辞めてしまったメンバーたちは造反組が多い西町チームと貧困者が多い雲南チームに集中した。
海外支部は別グループに独立するため、「梅の実」から分離。無所属は廃止となり、無所属のメンバーたちは全員辞めることになった。その中には東京にいるのに、住所不定の扱いであるタケオくん（18歳・フリーター）も含まれている。
「梅の実」を去ってしまったメンバーたちはもう戻ってこないが、大半のメンバーたちは残留となり、会費の支払いにも同意した。
これで新しい「梅の実」がもうすぐ新装開店となる。
ランキングに参加しています。ぽちっと押してください！
