梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

校則はいらない!~親の立場~

*前回の記事はこちら!→http://umenomi-gakuen.hatenablog.com/entry/2018/05/08/180000

こんばんは。則子(37歳・メーカー勤務)です。

前回に娘(真知子・中1)が今の学校に対する不満をチャットでもらしたみたいで、親の私にとっては腹が立っています!!

制服に対する不満、学校生活に対する不満、そして、私が希望していた高校を希望せず、娘はレベルの低い高校を希望していた…。

 

義務教育である娘は、今は私に服従をすることが娘のためだと思います。高校に合格すれば自由にさせるつもりですが、レベルの低い高校では娘のためにはならないです!

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本当だったら娘に手を出すつもりはありませんが、あまりにも娘が反抗をするから、私も頭にきて、つい手を出してしまった…。

いい高校に入って、いい大学に入って、いい会社に入って、いい相手と結婚をするのが、娘の将来のためにもいいと思います。義務教育の子どもは自分の考えを持っていないから、親である私がレールをひいてやることが努めですから。

 

やっぱり、私のやり方は間違っているのでしょうか?

 

~返信~

>私は則子さんの考えには賛成ですよ!義務教育の子どもはものを言う必要はないし、親や学校に服従をすべきですよ!!今の子どもはわがままだから、校則で厳しく締め付けるべきだ!!(井上・41歳・信用金庫勤務)

>私のところは子どもがまだ小さいですが、小さいうちから子どもを厳しくした方がいいですね。自分の子どもが中学生になったら、「西中学校」に進学させて、厳しくさせた方がいい。学校は管理教育を徹底すべきだ!!(青田・34歳・商社勤務)

>私は服従とまではいかないですが、学校の校則はあった方がいいです。子育てには手がかかるから、学校にしつけをお願いしたほうが楽です。(理緒子・42歳・学芸員

>私も学校にしつけをおまかせしたほうがいいです。私のところは子どもたち(来々愛・6歳&紗来々・3歳)がまだ小学校には通っていないですが、ただでさえ子育てに手がかかるし、しつけから給食まですべて管理した方が私も楽できます!校則は親のためにあるものですから。(尚古・33歳・看護師)

>私も子育てに手がかかるから、学校がしつけ教育をお願いしたいです。特に中学生は反抗期なので、親の私が関わっても反発してしまいます!私自身も中学・高校と管理教育で育ったので、子どもは管理教育で育った方が社会でも通用するし、私自身も子育てが楽になりますし、仕事にも集中できます!(意子・40歳・スーパーパート)

>やっぱり私の考えに賛同している人もいるんだ。よかった。あと、井上さんと青田さんは高校の先輩後輩ですよね。私も井上さんと青田さんを尊敬しています。(則子)

>私は管理教育の学校はすごく嫌です!!私は中学は校則の厳しい公立中学、高校も校則の厳しい私立高校を卒業しました。中学も高校も服装から髪型、学校生活まで徹底的に管理されて、自由ができないです。それで社会人になっても仕事が続けられないし、何のメリットもないです!!(景子・21歳・フリーター)

>それはあなたが要領が悪いからじゃないですか?仕事が続けられないんじゃ、話になりませんよ。(井上)

>何ですって!!私のつらさをわからないわけ!?(景子)

>ちょっと!ケンカはやめましょう!!校則が必要な親は子育てを楽したい人ばかりですよね。それより、則子さん、あなた、娘さんが考えていることを知らないのですか!?あなたが過干渉であることが、子どもをダメにしてしまうのですよ!あなたのやり方が間違っていることを娘さんが一番知っているんです!!このままだと「ニート」に向かいかねませんよ!!(恵衣子・42歳・IT関連会社経営)

ニート!?うちの娘に限ってそんなこと…。(則子)

>今はそんなことはないと思いますが、このまま娘さんの意思のないまま、母親と同じレールに進もうとすると、娘さんが爆発します!!今の生活が嫌になり、勉強もしなくなり、仕事もしなくなります。私の兄があなたの親子と同じようなレールを歩んでしまったせいで、引きこもりのニートになってしまったんです。兄は私とは別々に暮らしていますが、一人暮らしで、ネットでお金を稼いでいます。生活費は離れて暮らす親が年金や貯金を崩してまで兄に渡しています。私は兄にはお金を渡さないでって言っていますが、親は「○○(兄の名前)がめちゃくちゃになったのは私のせいだ。せめて死ぬまで小遣いを渡せば許してくれるだろう。」って言ったんですよ。兄は家のきょうだいでは唯一の男の子で跡取りだったので、高校、大学、社会では親が進んだレールを踏ませたいと思い、兄の意思がないまま、兄は親の言うとおりにして行動をしました。高校や大学は何とか卒業しましたが、社会人になった途端、自分の考えで行動ができなくなってしまい、仕事がうまくいかなくなって辞めてしまいました。その後はアルバイトや派遣を転々とし、最後のバイトがクビになってしまったときは一切働かなくなり、職業の学校にも通いませんでした。他のきょうだいは私を含め女きょうだいばかりだったので、親は「女は結婚するから」と、あまり期待をしていませんでした。それで高校も大学も希望する学校に行けたし、それぞれ仕事をして、結婚をしました。子どもは私自身はいませんが、他の姉妹は子どもがおり、子育てにも奮闘しています。(恵衣子)

>お兄さんはよっぽど自分の意思がない人間だったみたいですね。うちの娘も自分の意思がない子なので、やっぱり親のやり方に従わなければダメです。性格もおとなしい子なので、私が間に立たないとダメ。うちの娘はニートにはならないです!(則子)

>今はそうじゃないとしても、長い目で見ると思わぬ方向になるかもしれません。私も2人の息子(宙・中3&星・小6)がいますが、勉強とかは口うるさく言います。しかし、進路のことは子どもたちと話し合って決めています。特に上の子(宙)は高校受験がありますので、希望する高校は本人の意思を尊重して決めています。志望校の高校名は言えませんが、則子さんが卒業した「中央高校」ではありません。(宥子・42歳・事務パート)

>うちの主人(崇展・43歳・学校経営)が私立の「鳴海学院」の理事長兼校長をしています。今の学校の理事長・校長の話は今の学校で教師をしている主人の友人から依頼されたんですよ。その当時は今の会社を経営していて、最初は断ったのですが、友人からお願いにお願いを重ねて、いろいろと考えた結果、引き受けることになりました。今の会社の経営との両立が困難ってことで、主人は今の会社の社長を退き、私が今の会社の社長をしています。主人は今の学校を経営する中で、自分の意思を持った生徒を学校に集まってほしい理由から、中学受験も高校受験も人物重視にしています。もちろん学力試験はありますが、学力だけでは測れない人間性も必要ってことで、作文や面接の専攻は必須で、面接では主人自ら面接官として、受験生を見てきています。その中で主人の目で見て、いろいろな個性を持った子を合格させています。結果、目標を持った卒業生たちを多数輩出しています。やはり会社を経営していた主人ならではだと思います。(恵衣子)

>ぼくも「鳴海学院」の卒業生で、今は都内にある「慶明大学病院」で看護師をしています。中学の頃から入学をしていたので、自由な学校なのはすごくよかったですが、やはり校長の人柄がすばらしかったです。ぼくがたまに元気がない時に登校しても、真っ先にあいさつをしてくれるし、「元気か?」ってぼくのことを心配をしてくれました。卒業した今でも同級生と集まって、校長と一緒に飲みに行っていますね。(巧都・23歳・看護師)

>ここのチャットで中高生のメンバーたちが学校の校則についていろいろ不満を持っていますよね。子どもたちが今の学校を選んだ理由は何ですか?(隆子・40歳・幼稚園教師)

>うちの息子(優太・中1)は崇展先生が校長をしている「鳴海学院」に通っています。息子の場合は第2希望での合格でしたが、自由な校風が息子も気に入っていますし、私自身も今の学校に入れてよかったと思っています。中学受験自体は私が勧めましたが、いろいろと考えた末に息子自身で決めました。このまま地元の公立に行ってしまうと、融通の利かない校則で厳しく締め付けられるのは目に見えていますし、いじめの問題もありますからね。私自身も地元公立中学の校則が嫌で、中学受験で息子とは別の私立校に進学しました。卒業した私立校も校則は厳しかったですが、地元の公立よりはましでした。私ら親子が住む千葉では東日本では校則が非常に厳しく、一部の地域では70年代からある校則が今でもあります。「丸刈り強制」も私の時代ではありました。高校受験も進学校の「富里高校(注:実在する千葉県立富里高校とは一切関係ありません)」を筆頭に、厳しい受験戦争を強いられる公立文化の地域ですが、最近では私立に進学する子どもも増加しています。(靖彦・39歳・メーカー勤務)

>私は愛知県内の公立中学で教師をしています。東では千葉が校則が厳しい地域ですが、西では愛知が校則が厳しい地域です。あと、兵庫の神戸や熊本、鹿児島の奄美大島などでも校則が非常に厳しいです。私の子どもたち(湊太・23歳・幼稚園教師&里穂・短大2年&孝輝・高2)は中学は地元の公立に進学しました。一応私立進学についても話し合いましたが、3人とも私立には進学せずに、地元の公立で落ち着きました。3人が卒業した公立中学は校則が非常に厳しい学校で、服装も厳しかったし、不満が多かったです。息子2人(湊太&孝輝)の時は長髪がOKでしたが、私の時代では「丸刈り強制」が当たり前の時代でした。それが嫌で私は地元の私立を受験しましたが、すべて落ちてしまい、地元の公立で3年間いやいや過ごしていました。子どもたち3人は高校受験を経験し、3人とも別々の高校に進みました。上の息子(湊太)と娘(里穂)は大学受験を経験し、上の息子は卒業して地元の私立幼稚園の教師をし、娘は短大で幼児教育を学んでします。(綾介・48歳・中学教師)

>うちの息子たち(良助・高1&大助・中1)は都内の私立校を小学校から通っています。理由は私と妻(由佳・40歳・小学校教師)は公立校の教師をしており、厳しい教育環境や厳格な校則で締め付けるやり方をずっとやってきているので、公立校の悪い教育が目に見えてわかっています。せめて息子たちには公立校ではない恵まれた環境で教育を受けさせたいと思い、私立を選びました。途中ぐらいから息子たちも反発したことがありましたが、何とか今の学校で落ち着いています。ともに12年間は今の学校を卒業し、大学受験は本人の意思を尊重して決めたいと思います。本人たちが系列の大学への内部進学ではなく、他の大学へ受験したいのであれば認める予定です。(秀彰・42歳・中学教師)

>私の娘たち(芹奈・大学1年&鈴奈・中1)は京都府内の私立中学を受験をして、下の娘(鈴奈)は「祇園女学院」に在籍中ですが、上の娘(芹奈)は中学から「京都女学院」に進学し、現在は「京都女学院大学」に在籍中です。私立を選んだ理由はうちの家系の方針でもありますが、地元の公立中学に不満を持っているからです。厳しい高校受験はうちの家にとってはマイナスになります。特にうちは女の子なので、大きな苦労はかけたくないし、6年間恵まれた環境で学んだ方がプラスになると思ったからです。校則はともに女子校なので、厳しいと言えば厳しいですが、公立中学の厳しさとは訳が違います。次世代の女性の育成を目的とした女子教育なので、しつけは厳しいです。うちは代々伝わる漬物店を経営しており、気品の高い女性になってもらいたいから、女子校を選んだだけです。2人とも漬物店の後継者ですから。(多巳・46歳・漬物店勤務)

>みんなそれぞれいろいろな思いがありますね。私のところも娘(恵梨奈・中1)が中学生ですが、地元の公立中学に通っています。中学受験については一応は受験しましたが、受験したのは公立中高一貫の「南北中等教育学校」だけで、私立は受験しませんでした。結果は適性検査では合格しましたが、最後の抽選で不合格になりました…(T_T) 結局は地元の「西北中学校」に進学し、友達とともに楽しい学校生活を送っています。校則は「西北中学校」ではそんなに厳しくなく、制服もとてもかわいいです。(隆子)

>他の親御さんは親御さんだけの考えがありますが、私の家では違います!うちはやっぱり、私が導かないといけないから、ダメなんです。娘は近所の「港南高校」を希望していますが、いずれは「中央高校」に行きたいって言うと思います。「港南高校」は前の定時制高校から作られた学校ですよ!そんな学校に娘を行かすわけにはいかないです!!今からでも娘を説得して、「中央高校」を受験させるようにします!(則子)

>お母さんのおっしゃる気持ちはわかりますが、現実にはそうはいかないです。うちの子どもたちも高校の進路についてはかなりもめました。いずれも進学校ではない高校に進みましたが、それでよかったと思っています。進学校は有名大学に進学できるメリットはありますが、反対に中学時代に学年でトップの成績同志が集まりますから、そのトップの成績同志との競争となります。そこでつまづく生徒も多く、辞めていく生徒もいます。お母さんが卒業した進学校が娘さんには合わない場合があります。もう少し、娘さんと話し合ったらどうでしょうか?(綾介)

>私も同じです。うちの娘と同世代なので、進路については1年後に話し合ってもいいと思いますが、お母さんの言うとおりにしてしまうと、かえって娘さんが後悔します。ちなみにうちの娘の中学受験は娘自身が決めました。どうしてもこの学校に行きたいと思い、受験しました。結局はダメでした。中等教育学校なので、高校の募集は行っていないから、娘は高校は近所の「梅西高校」に志望校を変更しました。「港南高校」はそんなに悪い学校ではないですよ。「中央高校」に次いで3番目にレベルが高いので、一度考えてみてはいかがでしょうか?(隆子)

>則子さんはやっぱり則子さんだけで決めようとする。そういうところが問題だと思います!!私は子どもがいないからエラソーには言えないですが、子どもを持つには大きなリスクを背負うことが必要です。子どもの意思もなく、親自身が決めるのは、大きな事件にもなりかねないです。もう少し、子どもの意思を尊重すべきです!!(恵衣子)

 

大人たちはお母さんに強烈な叱咤をした。次は本当にお母さんとケンカをするかも。(真知子)

 

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