こんばんは。理(高2)です。
前回は「梅の実」の6勝、アンダークラブの19勝だった。
果たしてどんな戦いになるだろうか?
理「おい!アンダークラブよ!!出てこいや!!」
美寿々(26歳・会計事務所勤務)「こんばんは。」
沙由美(中2)「誰!?」
明(高2)「誰だよ!!あんたは!!」
美寿々「今日は私が所属するチームの番です。みんな来ています。みんな!」
アンダークラブメンバーたち「こんばんは!!」
尋之(高2)「今日も多いぞ!!」
理「自己紹介お願い。」
沙由美「代表の方は自己紹介をお願いします。」
優翔(中1)「アンダークラブメンバーの優翔です。今日は長野はくばチームのアンダークラブがお邪魔しています。ちなみにぼくはキャプテンをしています。」
明「長野!?」
水蓮(ポニー・♀2歳)「この人がキャプテン…。」
向晴(小5)「アンダークラブメンバーの向晴です。」
百々香(中1)「アンダークラブメンバーの百々香です。」
有輝(高2)「アンダークラブメンバーの有輝です。」
美寿々「改めまして、アンダークラブメンバーの美寿々です。アドバイザーをしています。」
尋之「アドバイザー!?」
水蓮「全部で何人いるの?」
来門(高3)「77人です!」
明「77人!?」
水蓮「こないだの石川よりは多いわ。」
香奈(中2)「てか、知っている子いるの?」
「梅の実」メンバーたち「知らない…。」
ジュピタ(ツキノワグマ・♂2歳)「そりゃ東京のメンバーは知らないよね。」
理「ジュピタ、こいつら知っているのか?」
ジュピタ「ぼく、グループリーダーなので、今回のメンバーは知っていますよ。優翔は地元にある「サレジオ学院(注:実在する「サレジオ学院(神奈川県)」とは一切関係ありません)」に通っています。向晴は地元の公立小学校に、百々香は地元の公立中学に、有輝は地元の公立高校に通っています。美寿々さんは地元の会計事務所で事務をしています。」
明「全然知らん連中だわ。」
美寿々「あなたたち、人に対する言い方を直したら?敬語の使い方もできてないし、私のような大人に向かってタメ口はないでしょ!」
沙由美「すみません!」
香奈「は!?なんで!?」
明「オレら初対面だし!!」
美寿々「ま~!!何それ!!どういう教育をしてるのかしら?」
優翔「あ~すみません!美寿々さん、お父様が元市長で、礼儀作法とかはうるさいんですよ。それは考慮してもらったらと思います。」
香奈「てか、超エラソーだよね!!」
尋之「ここでも政治家の娘がいるのかよ!!」
典弥(高1)「元政治家です。」
理子(28歳・建築士)「美寿々さんはアンダークラブの大人女子の間では「女帝」と呼ばれています。」
明「女帝!?」
水蓮「ふだんからこんな感じなの?」
優翔「ぼくらの中では優しい人ですよ。」
花菜(23歳・メーカー勤務)「礼儀には厳しいですけど、いつもは気さくに話しかけてきますよ。」
香奈「なんかウチは嫌だな。」
美寿々「そこのあなた、ウチではなく、私でしょ!!」
香奈「何で怒られなきゃいけないわけ!?」
沙由美「今日は何で勝負するのですか?」
ジュピタ「今日はクイズに挑戦していただきます。問題はぼくが作成しました。」
沙由美「アンダーは誰が挑戦するんですか?」
美寿々「じゃあ、私が挑戦します。」
優翔「がんばってください!」
ジュピタ「「梅の実」メンバーは長野以外のメンバーでお願いします。」
明「誰が挑戦するんだ?」
ティエラ(アメリカンショートヘアー・♀3歳)「鳥取から、古木さん(58歳・メーカー経営)が挑戦します!」
理「大丈夫ですか?」
古木「ま…いけますよ。相手は若者だし。」
ジュピタ「5問中、多く正解したほうが勝ちです。用意はいいでしょうか?」
古木&美寿々「ラジャー!!」
水蓮「がんばれ!!」
ジュピタ「では、第1問!「御神渡り」と呼ばれている「氷の亀裂現象」が見られる湖の名前は何?」
美寿々「諏訪湖!」
ジュピタ「正解です!」
典弥「おっしゃ!」
花菜「その調子です!」
ジュピタ「第2問!長野県山ノ内町にある「地獄谷温泉」が有名な理由は何?」
古木「人間じゃないよね。」
ジュピタ「ヒントは動物ですね。」
古木「猿が温泉に入るってことか?」
ジュピタ「正解です!」
尋之「おっしゃ!!」
水蓮「よしっ!」
ジュピタ「第3問!長野県では特にお盆に欠かせない料理のひとつが、ある甘いものを天ぷらにしたものです。それは何?①天ぷらまんじゅう、②天ぷらようかん、③天ぷら大福。」
美寿々「①の天ぷらまんじゅう。」
ジュピタ「正解です!」
建吉(31歳・公務員)「よっしゃ!」
百々香「よし!」
香奈「まんじゅうの天ぷらってあるの?」
百合弥(中1)「実際にお盆の料理としてあります。福島ではよもぎのまんじゅうの天ぷらが郷土料理としてありますよ。」
ジュピタ「第4問!おいしいそばで有名な戸隠そば。一口分ぐらいを束にして並べた独特な盛り付けは何?」
古木「なんだったけな…。」
美寿々「ぼっち盛り!」
ジュピタ「正解です!」
涼平(中2)「おっしゃ!!」
優翔「あと1問です!」
ジュピタ「次は最後の問題だよ!次の漢字は長野県の地名です。何と読むのでしょうか?」
(ジュピタが「麻」と書いたフリップを掲げる)
古木「あさじゃないのか?」
ジュピタ「違います。」
美寿々「”お”ですね。」
ジュピタ「正解です!というわけで、1-4で美寿々さんの勝利!」
佑紀(高2)「おめでとうございます!」
美寿々「ありがとう。」
香奈「全然ダメじゃん!」
古木「こんなものわかるわけないだろ!長野なんて行ったことがないし。」
美寿々「そこのあなた!目上の人に向かってタメ口を使うのはやめなさい!!」
香奈「ウチらタメ口なんて言ってないし!!」
明「さっきからさ、オレらのことばっかり文句言いやがって!!」
尋之「そうだよな。オレらばっかりいちゃもんつけて、自分とこのチームのメンバーには文句言ってないじゃんかよ!!あいつらだってタメ口使っているんだし!!」
美寿々「ま!!大人に向かってその態度は何!?絶対に許せな…。」
優翔「あ~すみません!今日はこのぐらいにしましょう。では、失礼しました!!」
(長野はくばチームのアンダークラブメンバー全員が退場した)
明「あ!!消えやがった!!」
香奈「何?あの女!!態度がでかいし、何かムカつくんだけど!!」
水蓮「やっぱり政治家の子どもって態度がでかいよね!!」
理「またオレらの負けだよ!てか、いつになったら勝つんだよ!!」
今回は「梅の実」の6勝のまま、アンダークラブメンバーの20勝となった。
今回登場した美寿々さんという、元政治家の娘、オレもなんか気に食わねえ。
~アンダークラブメンバーでは…~
郁巳(32歳・IT関連会社勤務)「どうだった?」
美寿々「まだ子どもね。あの子たち。目上の人に対する言葉遣いができていない。」
郁巳「私らとは住む世界が違うからな。あいつらは。」
シャムロック(パピヨン・♂2歳)「情報!情報!「梅の実」本隊メンバーがまたやらかしましたよ!!」
美寿々「一体何を?」
シャムロック「それはね…。」
美寿々「やっぱりね…。」
優翔「まったく、ろくなやつじゃないですよ。」
美寿々「何か仕掛けがあるとでも?」
優翔「安心してくださいよ。今度はあいつらを2度と表に出ないようにしますよ。」
シャムロック「ほ~優翔はやることが怖いね。」
優翔「別に。みんな思っているじゃない。「梅の実」を潰すことを。」
美寿々「そうね。これ以上…私たちの目の前から現れないでほしいわ!!」
(つづく)
*参考サイト*
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