梅の実学園の仲間たち

梅の実学園のメンバー(生徒)たちの物語です。現在のメンバーたちは4800人(匹)!!みんなで作る学園です!!

新型コロナが憎い!(その9)

こんにちは。武尊(中1)です。

今週のおしゃべりカフェは「新型コロナ」・第9弾です。

今日は3人のメンバーたちと一緒におしゃべりしたいと思います。

メンバーはぼく・武尊、ロニー(14歳)、均くん(高1)です。

 

~ここからはオンラインチャットによる会話です~

武尊「今日は東京・アメリカ・大阪からリモートでお送りします。ご飯は事前にすましてきました。今日のテーマは「新型コロナ」ですが、今回は実際に新型コロナに感染したメンバーの体験についてお送りします。尚、ロニーは英語でしゃべるため、あらかじめ日本語に訳しています。」

均「「梅の実」メンバーでも新型コロナに感染したメンバーはいるよね。」

武尊「確かにいますね。実はぼくも感染しました。」

均「マジで?」

武尊「はい。」

均「どういう経緯で?」

武尊「ぼくの場合は家族間の感染です。うちは3人家族ですが、父親が先に感染して、あとでぼくが感染しました。母親は感染していませんでした。」

均「オトンは何で感染したん?」

武尊「父親は会社の部下と飲みに行って、3次会まで居酒屋やスナックで飲みに行っていました。その2日後に発熱や倦怠感があって、会社を休みました。それでかかりつけの内科クリニックに診察を受けて、PCR検査を保健所に要請してもらいましたが、保健所側が断られました。父親の感染から1週間後にぼくが感染して、親子でクリニックに診察に行って検査を要請してもらいましたが、また断られました。何度も依頼しても断られて、クリニックの医者の紹介状で、中央町にある内科クリニックがPCR検査をやっているからそこに行ったらと言われて、2人でそのクリニックに行ってPCR検査を受けました。検査を受けた翌日に結果が出て、共に陽性と診断されました。陽性と診断された日からすぐにかかりつけのクリニックに報告をして、その日の夜に保健所から連絡があって、自宅で隔離するように言われました。」

均「入院はしなかったん?」

武尊「入院はダメでした。ホテル療養も満杯でダメでした。それでかかりつけの紹介状で、近くにある感染症専門の病院に通院をして、ぼくはぜんそくの治療薬、父親はアビガンではないインフルエンザの薬、このほかには解熱剤などを処方されて、2人で薬を飲みながら、家で隔離をしました。幸い重症にはなりませんでしたが、治った後も後遺症があり、ぼくは倦怠感とせきが続き、父親は体のむくみや不整脈があって、現在も感染症専門病院で治療を受けています。」

均「コロナってそんなにひどいんだ。ロニーはコロナに感染したの?」

ロニー「ぼくも家族間での感染です。お父さんが先にコロナに感染し、お母さん、ぼく、妹と相次いで感染しました。お父さんが友人とパーティーをやっていたことで感染し、友人の何人かが感染しました。」

武尊「それで入院はしたの?」

ロニー「入院をしたのはお父さんだけです。お母さんとぼく、妹は隔離施設で隔離しました。お父さんは中間の症状で呼吸が不安定だったため、レムデシビルを服用しました。ぼくたち3人はインフルエンザの治療薬などを服用しました。幸い家族そろって回復し、今は仕事や勉強もできます。でも、お父さんの友人の一人がコロナの重症で、合併症を併発して亡くなりました。妹の学校の生徒の一人もコロナに感染して、血管障害で亡くなりました。」

均「血管障害って、川崎病のようなものかな?」

ロニー「多分そうだと思います。」

武尊「子どももコロナで亡くなる子もいるんだね。均くんはコロナに感染したんですか?」

均「オレではなくて、アンダークラブメンバー2人がコロナに感染したんですよ。」

武尊「誰ですか?」

均「名前は公表できませんが、1人は中学生で、もう1人が社会人で、いずれも男子です。」

ロニー「どんな症状だったのですか?」

均「社会人の方は軽症だけど、武尊と同様にコロナの後遺症があるんだ。中学生の方は中間の症状で、一緒に住んでいる父親も感染して、父親も一時重症だったんだ。今回、中学生のアンダークラブメンバーが、コロナ感染を体験した手紙を書いてくれたので、それを読みたいと思います。」

武尊「じゃあ、お願いします。」

ぼくが新型コロナに感染したのは、父親が出張でイタリアに帰国した後でした。

2月に父親が仕事のため、イタリアに出張し、新型コロナが流行した3月ごろに会社から帰国要請があり、父親はそのまま日本に帰国しました。

 

帰国後から1週間後に父親が発熱や倦怠感の症状があり、地元の発熱センターに連絡して、地元の病院に行くようにと言われ、PCR検査を受けました。結果は陽性と診断されました。

父親の感染から3日後にぼくが体調不良を訴え、母親とともに父親が診察した病院に行きました。同じようにPCR検査を受け、結果は陽性と診断されました。

ぼくの症状は発熱と倦怠感のほかに、味覚異常がありました。

 

そして、父親の容体が急変し、親子そろって地元の大学病院に緊急入院となりました。ぼくと父親は別々の病室となり、父親は酸素吸入をしなければならないくらいの重症でした。

入院した直後から過酷な治療が待っていました。味覚異常で食事がとれないため、点滴による治療、呼吸が少し乱れていたため、酸素吸入を行い、新型コロナの代替の治療薬として、あるぜんそくの治療薬を処方されました。

父親はアビガンを処方され、酸素吸入を行いながら、アビガンを多量に服用されました。

その後は熱も下がり、味覚異常も消えて、食事がとれるようになりました。

そして、ぼくのPCR検査を2回行い、2回とも陰性になったため、父親よりも先に退院しました。

ぼくの退院から1週間後に父親のPCR検査を2回行い、1回陰性になりましたが、2回目で陽性となりました。その1週間後に2回のPCR検査で2回とも陰性となったため、父親も退院となりました。

 

退院後はぼくは後遺症もなく、学校に復帰しましたが、コロナ感染で同級生からいじめを受けました。しかし、同じ学校に通うアンダークラブメンバーの先輩や同級生たちがかばってくれて、本当に感謝しています。

父親はテレワークで仕事をしていますが、後遺症で軽い不整脈があり、大学病院の循環器内科を紹介され、現在も治療を受けています。

 

新型コロナは想像している以上に本当に恐ろしい感染症で、亡くなった方も多数います。多くが高齢者ですが、若い方も亡くなっています。

新型コロナに多くの方が感染しない・させないよう、ステイホームは厳守してもらいたいです。自分が家族が悲惨な状況にならないために、医療現場の方の負担を増やさないために。

武尊「ありがとうございます。本当にそうですよね。STAY HOMEは厳守ですよね。」

ロニー「ぼくが住むアメリカもロックダウンとなりましたが、今はロックダウンが解除され、少しずつ普通の生活に戻っていますが、セレブを中心にコロナパーティーをやっていて、それで感染者を増やしているそうです。あと、アメリカのトランプ大統領も新型コロナに感染して、アメリカ軍の附属病院に一時入院したそうです。」

均「あのトランプが!?あの大統領もコロナを甘く見ていたから、自業自得だよね。ブラジルの大統領もコロナの対応を甘く考えていて、ただのかぜだと思い込んでいたんだよね。そのブラジルの大統領もコロナに感染して、政府も混乱したんだとさ。」

武尊「東京では「国民主権党」という政治団体がコロナフェスをやっていて、駅前の広場でマスクなしでライブをやって、それを見ている見物客もマスクなしで観覧したんだ。」

均「「国民主権党」って、政治団体って謳っているけど、テロリストじゃない?」

武尊「多分そうだと思うね。あーいう輩がいるから、東京ではコロナ感染者が増えているんだよ。」

ロニー「アメリカもコロナ感染者が増えています。6月ごろに黒人男性が警官に殺害されて、多くの黒人たちが黒人差別を訴えてデモを起こしましたね。そのデモでも感染者が増えているしね。」

均「大阪でもコロナ感染者が増えているよ。大阪は糞みたいな知事と市長がいるから、本当に終わっているし。」

武尊「自分はコロナに感染しないから大丈夫と思い込んでいる人がたくさんいるよね。日本もアメリカも他の国も。コロナに感染した経験者としては、やはりSTAY HOMEは厳守だよ!」

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(左からロニー、武尊、均)

 

コロナ感染経験者の願いはやっぱりSTAY HOMEは厳守!これしかない!!

 

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