毎度!作三(61歳・飲食店経営)です。
今日は「芸人伝説」をお送りするで。
今月は「レツゴー三匹」をピックアップ!
レツゴー三匹はかつてあった日本のお笑いトリオでした。
レツゴー三匹は「ルーキー爆笑劇団」の座員だったレツゴー正児さん、レツゴーじゅんさん、レツゴー一修さん(いずれも故人)が、劇団の活動停止に伴い旗揚げしました。しかし、1年後に一修さんが脱退し、レツゴー長作さん(故人)が加入し、2014年まで現在の3人体制となりました。1968年に新花月で初舞台を踏みました。1969年に「松竹芸能」に移籍しました。1980年に「笑アップ歌謡大作戦」にレギュラー出演し、全国的な知名度を上げ、昭和を代表するお笑いトリオに成長しました。
芸風は漫才で、体を張ったどつき漫才が基本です。ツッコミが正児さん、ボケがじゅんさん、両者をまとめるのが長作さんです。最初の紹介では「じゅんで~す!」「長作で~す!」と名乗っていき、正児さんが「三波春夫でございます!」って言った時に2人が正児さんの頬をどついて、正児さんのメガネがズレるのがお決まりです。
その後は数々のバラエティ番組に出演しますが、1990年代以降はトリオとしての活動が休止状態になり、それぞれ俳優やソロタレントとして活動しました。
2009年に桂 春蝶さん(3代目)の襲名披露公演に3人で口上と漫才で参加しましたが、これが3人で出演した公の場では最後となりました。
2014年にじゅんさんが脳出血のために68歳で死去し、以降は個人での活動が中心となりました。2018年に長作さんが肺がんのために74歳で死去、そして、2020年に正児さんが肺炎のために80歳で死去しました。初期のメンバーだった一修さんもすでに死去したため、事実上の解散となりました。
1980年代まではトリオとしての活動、1990年代以降は個人での活動が中心となり、じゅんさんは「逢坂じゅん」名義で俳優活動、長作さんは「人 長作」名義で歌手活動をしていました。じゅんさんが死去した2014年に正児さんは認知症の診断を受け、介護付き老人ホームへ入居し、事実上の引退状態となっていました。昭和を代表するお笑いトリオがまた一ついなくなってしまいました。受賞歴は1973年に「上方漫才大賞」受賞など。お3方のご冥福を心よりお祈りいたします。
次はどの芸人が登場するのでしょうか?次回もお楽しみに。
というわけで、作三でした。
さいなら。
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