***出演***
拓也(中2)
安志(高1)
正夫(70歳)
(一言)
今年もインフルエンザの流行期に突入しました。
しかし、去年から新型コロナが流行し、新型コロナとインフルエンザの治療で困惑する医療従事者も多くいると思います。
インフルエンザと新型コロナの共通点ですが、やはり発熱です。熱は37度以上の熱があるのがインフルエンザも新型コロナも共通しています。あとは悪寒や関節等の痛みもあります。
しかし、インフルエンザにあって新型コロナにない症状、新型コロナにあってインフルエンザにない症状があります。
インフルエンザは発熱と悪寒、関節等の痛み、上気道の症状、倦怠感のみで、新型コロナはこれに加え、味覚や嗅覚の異常、せきやくしゃみが起こり、ひどい場合は血管の障害、脳障害、不整脈、多臓器不全などが起こります。治っても後遺症が残ることも多く、後遺症に苦しむことが多いです。新型コロナにありがちな後遺症はインフルエンザにはありません。
もう一つはインフルエンザは治療薬やワクチンがあり、年齢もありますが、ワクチンで予防ができ、治療薬で治すことができます。治療薬はかかりつけの病院で処方されます。
これに対し新型コロナは治療薬やワクチンがなく、現在開発中の段階。治療薬はアビガンやレムデジビルなどの代替薬に頼る以外なく、代替薬が効果がなかったら、エクモ(人工心肺)による治療が最後の砦となります。
インフルエンザやかぜ、新型コロナの疑いがあったら、まずはかかりつけの医師にて電話で相談してから診察を受けましょう。(拓也)
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