こんにちは。裕一(大学2年)です。
今週のおしゃべりカフェは「コロナワクチン」です。
新型コロナウイルスのワクチンは第1波発生の春ごろから各会社がワクチンの開発を開始。年末にワクチンができあがりました。世界ではアメリカとイギリス、イスラエルで先行接種が開始され、他の国も接種が開始されました。
日本では2月ごろに「ファイザー」のワクチンが輸入され、医療従事者と高齢者を対象に接種が開始されましたが、重大な副反応が報告され、大きな問題も起きています。
今日は3人のメンバーたちと一緒におしゃべりしたいと思います。
メンバーはぼく・裕一、修翔さん(23歳・看護師)、半次郎さん(75歳・漬物店勤務)です。
*注:4月に収録しました。
~ここからはオンラインチャットによる会話です~
裕一「今日は東京、京都からリモートでお送りします。今日のテーマは「コロナワクチン」ですが、ぼくは接種時期がまだまだ先なので、受けることができませんが、お2人はワクチンは受けましたか?」
半次郎「4月に高齢者の接種が開始されたのに、私は一度も案内が来なかったです。」
裕一「何でですか?」
半次郎「私が住む京都では高齢者の接種が開始されましたが、一部の住民だけで、ほとんどの住民は一度も案内が来ていません。嫁(八千代・77歳・漬物店勤務)も案内がなかったです。」
修翔「ワクチンが足りないんじゃないでしょうか?」
半次郎「そうです!私の地域では2000本弱しかないので、ほとんどの高齢者は受けることができません。」
裕一「海外もワクチンの奪い合いですからね。修翔さんは受けたのですか?」
修翔「ぼくは受けました。3月に1回目の接種が終わり、2回目の接種待ちです。」
裕一「副反応はありましたか?」
修翔「まだ1回目なので、アナフィラキシーショックはまだ出ていませんが、注射をした腕が上がらなくなったり、だるさは4日ほど続きましたが、その後は何も問題はないです。」
裕一「「ファイザー」は副反応が多いですからね。」
半次郎「コロナワクチンは「ファイザー」しかないのか?」
修翔「日本では「ファイザー」だけですね。あと、「モデルナ」と「アストラゼネカ」は現在申請中で、早ければ5月ごろに緊急許可が下ります。「ファイザー」はアメリカの工場からの直輸入ですが、「モデルナ」は「武田薬品」が日本供給分の販売・流通を、「アストラゼネカ」は「KMバイオロジクス」などが日本供給分を生産する予定です。今後は「ジョンソンエンドジョンソン」と「ノババックス」も申請予定となっています。」
(注:「モデルナ」と「アストラゼネカ」は5月に緊急許可が下りました。「アストラゼネカ」については国内接種は未定です)
半次郎「いずれも海外か。国産はないのか?」
修翔「日本産は「大阪大学」のベンチャー企業の「アンジェス」と「塩野義製薬」「第一三共」「KMバイオロジクス」などが開発をしており、「アンジェス」などはすでに治験が開始されています。本格的に使えるのは来年以降ですね。」
半次郎「何で日本産は遅れているんだ。」
裕一「一応国もワクチン開発の製薬会社や研究所、大学に予算は出しているんだけど、国は早期にワクチン接種がしたいから、アメリカなどの外国産に頼るんだよね。外国産のワクチンも日本以外の国にも輸出をしているから、世界中でワクチンの奪い合い。あと、注射器も不足しているので、日本の医療機器の会社が5~6回接種できる注射器も開発したそうで。」
半次郎「5回も6回もいろいろな人間に注射してしまったら、健康被害になりかねないが。」
裕一「かつてインフルエンザなどの予防接種で同じ注射器を複数の子どもに注射したことで、B型肝炎が発生した事件があり、裁判沙汰になっていましたからね。今回も同じようなことが起こりますからね。」
修翔「ぼくのときは1本の注射器の使い回しはなかったですね。さすがに5~6回も同じ注射器で注射をするのは嫌ですよ。衛生上もよくないし。」
半次郎「ちなみに「ファイザー」は何のワクチンなんだ?」
修翔「「mRNAワクチン」と言って、新型コロナウイルスのRNAの一部を利用してワクチンを作ったものです。他のワクチンに比べて手っ取り早くできあがることができますが、アナフィラキシーショックなどの副反応が起こり、何人かの方が亡くなっています。「mRNAワクチン」は「ファイザー」と「モデルナ」、「第一三共」などがこの部類です。「アストラゼネカ」と「ジョンソンエンドジョンソン」は「ウイルスベクターワクチン」と言って、人間や動物のアデノウィルスを利用したワクチンのことで、「mRNAワクチン」は超マイナスの冷凍庫に保存をしないといけないですが、「ウイルスベクターワクチン」は「不活化ワクチン」などと同様に冷蔵庫で保存が可能です。」
裕一「その中の「アストラゼネカ」が重大な副反応があって、イギリスなどの他の国では接種を中止にしたんだ。「アストラゼネカ」のワクチンを接種した人たちが血栓症を起こして、中には亡くなった方がいるんですよ。「ジョンソンエンドジョンソン」のワクチンも血栓症を起こした人がいて、1人亡くなった方がいます。」
修翔「「ジョンソンエンドジョンソン」は1回接種ですみますが、「アストラゼネカ」は「ファイザー」などと同様に2回接種なので、余計だと思いますね。」
半次郎「私は持病を持っているので、ワクチン接種で血栓ができたらちょっと怖いですよ。」
裕一「「アストラゼネカ」は「梅の実」でもみんな受けたくないって言っていますよ。ワクチンの副反応の問題だけでなく、臨床試験のデータ評価でも問題がありますからね。」
半次郎「ワクチンが無事に接種ができても、他の国ではコロナに感染せずに済むからって、外に出歩いたり、パーティーをしているやつらがいるし。コロナ前の日常生活に戻っているのはちょっと不安ですね。」
修翔「コロナワクチンを接種できたからといって、コロナ前の日常生活に戻すのは不可能です。ワクチン接種を受けれても、これまで通りSTAY HOMEは厳守をしなければなりません。アメリカやイスラエルではほとんどの方がコロナワクチンの接種が終わって、コロナ前の日常生活に戻って、普通に会食をしたり、普通に外で仕事や学校に行ったりしていますが、そこでコロナに感染する人が増えています。コロナワクチンは特効薬ではありませんので、あくまでコロナ感染を予防するためのものです。コロナワクチンを受けても、コロナに感染しない保証はありません。」
裕一「ほとんどの国民がワクチンが特効薬だと思い込んでいる人が多いですからね。18歳以上の大人はワクチンが受けれるからましだけど、18歳未満の子どもはコロナワクチンを受けることができない。16歳~18歳未満は受けれるワクチンは「ファイザー」だけ。16歳未満は全く受けることができない。コロナワクチンは今問題になっている一部の変異種は全く効かないし、イギリス変異種は10代以下の感染者が増えているので、子ども向けのコロナワクチンは急がないといけないですよ。」
修翔「「ファイザー」は12歳~16歳未満を対象とした治験を実施し、安全性が確認されたそうで、アメリカでは「ファイザー」のワクチンの使用を16歳以上から12歳以上に引き下げになる可能性があります。12歳未満に対しても治験を行っています。「モデルナ」では18歳未満を対象とした治験を行っています。「アストラゼネカ」は18歳未満を対象とした治験を実施していますが、18歳以上を対象としたワクチン接種で血栓の問題が相次いで、治験を中止したそうです。」
(注:「ファイザー」ワクチンは6月に16歳以上から12歳以上に引き下げとなりました。「モデルナ」ワクチンは6月にアメリカで緊急許可を申請し、早ければ夏ごろに18歳以上から12歳以上に引き下げの予定です)
裕一「それだったら早く引き下げにしてほしいよね。子どもでも「ファイザー」「モデルナ」と、ワクチンが選べるようにしてもらいたいし。」
半次郎「我々夫婦や子どもたち夫婦が受けれるだけでなく、孫たちも受けれるようにしたいですね。大阪でコロナの変異種の感染が1000人以上増えており、お隣の兵庫も影響を受けています。私が住む京都でも大阪の影響で感染者が増えており、大阪と兵庫と同様に「まん延防止重点措置」の対象になりました。」
(注:現在は東京と京阪神(大阪・兵庫・京都)、愛知、北海道、福岡、岡山、広島、沖縄では緊急事態宣言が発令されています)
裕一「大阪は「大阪維新の会」の人災ですよ!お隣の兵庫は3月ごろに変異種の独自検査で変異種の感染者が増加していると地元マスコミを通じて報告されており、変異種については警戒をしていましたが、大阪は変異種の感染の増加は無視して、「府市一体化条例」を勝手に可決。大阪府の吉村洋文知事がまだ感染者が減っていないのに勝手に2度目の緊急事態宣言を解除して、コロナ病棟の重症者のベッドを減らした。その結果、変異種の感染者が増加して、医療崩壊となった。それで吉村知事が「まん延防止重点措置」を提案し、政府もこれを了承。さらに飲食店の営業を自粛しないといけないのに、「マスク会食」を提案して、さらに飲食店を取り締まるために「見回り隊」の職員を増やして、飲食店の営業を妨害している。それでも感染者が減るどころか、逆に増やしてしまって、多くの感染者は自宅待機で、入院さえもできない状況で、救急搬送も1時間以上かかり、ひどい場合は1日半も救急車に放置されたまま。亡くなった方は東京よりも多い。大阪は「身を切る改革」って言っておきながら、結局は国民の身を切っていますからね。「大阪維新の会」「日本維新の会」はヤクザですよ!!」
修翔「兵庫も大阪のマネをして「うちわ会食」を提案したのに、神戸市が反対して、なくなったそうですね。兵庫も東京に次いで感染者は多いですが、大阪に比べてコロナ対策はきちんとしており、地元の重症者の拠点病院の病床数を増やしていますからね。ところで、兵庫は県知事選挙が控えており、現在の知事の後継の副知事が立候補を出していますが、自民党の造反議員が維新系の候補者を立候補をたてて、国の自民党が推薦をしたそうです。」
裕一「維新系の候補者は維新の人間ですよ!もともとは大阪府の幹部でしたが、維新が公認候補としてその候補者を推薦したんですよ!!自民党は県では候補者である副知事を推薦したんですが、国の自民党は造反議員に相乗りして、維新の候補者を推薦して、立憲民主党と国民民主党の一部の県の団体も維新の候補者に相乗りしています。形では自民党の公認候補となっていますが、実際は維新の公認候補なんですよ!!維新のやり方には騙されてはいけないと思います!!こないだの千葉県知事選挙では自民党の候補者らに圧勝した新知事は維新系の元市長で、立憲民主党と手を組んでいますが、完全なる維新の人間ですよ!!いずれは維新の千葉県支部の名前に入ると思います。」
半次郎「兵庫は維新の候補者が知事になったら、大阪のようになるのか?」
裕一「はい。大阪では府や市の病院をつぶして、公務員らを削減して、派遣社員を増やしています。その結果が今のコロナの後手後手対応として物語っています。もし、維新の候補者が兵庫県知事になったら、重症者の拠点病院をつぶして、コロナ対策が後手後手になる恐れがありますし、県や他の市町村のサービスもつぶれてしまいます。維新の候補者は「兵庫を都構想にして、神戸をつぶす」って言っていますからね。」
修翔「それだったマジで困りますよね!千葉も都構想にして、千葉市をつぶすかもしれないですね。」
半次郎「私も京都が都構想で京都市をつぶすとなったら嫌ですよ!!維新は国民をなめていますよ!!代わって、私は持病があるから、家族や会社の幹部や取引先との会食はすべてキャンセルをして、ほとんど家で過ごしている。会社での仕事は週に1回ほど。しかも慣れないリモートでの仕事。イギリスの変異種を中心に関西や首都圏、宮城、愛知、沖縄などで感染者が増えて、コロナ以外で病院に行きたくても行けない人が相次いでいる。それなのに、子どもたちの休校は一切せず、会社でもテレワークをしているところはほんの一部。飲食店での会食ばかりに自粛するのではなく、幼稚園から大学までの学校の閉鎖、医療や生活のライフラインを支える仕事以外はすべてテレワークにはできないのかね。」
修翔「ぼくもそう思いました。こんなに感染者が拡大しているのに、コロナ前の時と同じように通勤や通学での満員電車があるのはちょっとおかしいと思いますね。これじゃあワクチンがあってもなくても、コロナ前と同じような生活では当然ながら感染者は増えますし、ぼくら医療従事者の負担が増えるばかりです。まずはここを変えないといけないと思います。」
裕一「政府は感染者の対策は無視して、コロナ前と同じような生活に戻して、感染者を増やしている。東京五輪は中止をしなければならないのに、それを無視して、全国で聖火リレーを強行している。これではますます国民の生活が危うくなり、やがては海外からも笑い者にされる。政府はいい加減に目を覚ますべきだ!!」
(左から修翔、裕一、半次郎)
コロナワクチンよりも、まずはSTAY HOME厳守の感染対策をしないと、本当に国民が危ない!!
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