＊前回の記事はこちら！→https://umenomi-gakuen.hatenablog.com/entry/2022/08/27/180000
こんばんは。理（高2）です。
「梅の実」の会費が高いことで、大人たちが文句を言ってきて、脱退するメンバーが続出していたが、会費が高い原因が、「梅の実」の金を盗み、永久追放となった尚古（33歳・看護師）の金の返済の肩代わりだったことがわかり、一部の若手大人メンバーたちが尚古に対し警察に被害届を出していた。
それでも警察に立件されず、このままでは「梅の実」が崩壊してしまいかねない。
ある日。メンバーのダレン先生（ダックス・♂14歳）が「梅の実」の資金管理のチェックをしようとして、「梅の実」の会議室に行ったその時！
ダレン「…ん？」
と、ダレン先生が電気をつけると…金庫の近くに尚古の夫の新悟（34歳・メーカー勤務）が金庫の金をあさっていた。
ダレン「何やってるんだ！！」
新悟「やばい！！」
と、新悟はその場で逃げた。ダレン先生は息子のジェフ先生（ダックス・♂6歳）や警備員を呼び、新悟を捕まえた。
別の用事でたまたま「こばと学園」の前を通った裕一さん（大学2年）が、寮の正門前にいた尚古を目撃し、問い詰めた。
裕一「何しているんですか？」
尚古「別に…ちょっと行きたいなって思ったから。」
裕一「何が？」
ダレン「おい！すぐに警察を呼んでくれ！！盗難事件に巻き込まれた！」
尚古「アハハハ…！！盗難なんて、そんなのうそよ！！」
裕一「あんたさ、「梅の実」の金を盗もうとしただろ！！」
尚古「別に盗んでないわよ！！あれはもらったの。」
裕一「嘘つくな！！あんたも来いよ！！」
尚古「何するの！？離して！！」
と、裕一さんは尚古を腕づくで連れていき、先に捕まえた新悟ともに身柄を拘束。
そして、警察が来て、事情聴取をし、2人を窃盗容疑で逮捕した。
警察の調べでは尚古は容疑を否認。新悟は容疑を認め、夫婦で計画的に「梅の実」の金を盗もうとしたことが判明した。
尚古は子どもたち（来々愛・6歳＆紗来々・3歳）がいるから釈放して！と訴えたが、警察は聞く耳も持たず、釈放も認めなかった。
一部の若手大人メンバーたちの被害届が立件されたことがわかり、オレたちが求めていたことが現実となった。
尚古夫婦の件で舞子（中3）の父親の厚先生（45歳・弁護士）が「梅の実」側の弁護を引き受けることになり、尚古夫婦を相手取り、1,000万円の訴訟を起こすことが決定した。
尚古夫婦の子どもたちについては、尚古夫婦側の弁護士の働きかけで、新悟のきょうだい夫婦の家に住むことになった。
やっとあの夫婦を逮捕することができ、ホッとしたが、金の返金のために争うことになる。
これから、子どもメンバーと若手大人メンバーが新旧の大人メンバーたちとの戦いが始まる。
（つづく）
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