こんにちは！直顕（中3）です。
今日は「人気のまんが」をお送りします。
前回に引き続き、「小学館漫画賞」の大賞作品をピックアップ！
今回は1986年の第32回～1990年の第36回までの大賞作品を紹介します。
まずは雁屋 哲さん・花咲アキラさんの「美味しんぼ」です。1986年の第32回・青年一般部門の大賞作品です。児童部門ではながいのりあきさんの「がんばれ！キッカーズ」、少年部門では高橋よしひろさんの「銀牙-流れ星 銀-」、少女部門では篠原千絵さんの「闇のパープル・アイ」でした。「美味しんぼ」は1983年に刊行したロングセラーグルメまんがで、アニメは1988年～1992年まで放送されました。ドラマではいずれもスペシャルドラマですが、1994年～1999年まで通算5回放送され、唐沢寿明さんらが出演。2007年～2009年まで通算3回放送され、TOKIOの松岡昌宏さんらが出演しました。映画では1996年に放映され、佐藤浩市さん、三國連太郎さん（故人）親子らが出演しました。まんがの連載は継続していますが、2014年に事情により休載しています。
次はのむらしんぼさんの「つるピカハゲ丸」です。1987年の第33回・児童部門の大賞作品です。少年部門では原 秀則さんの「ジャストミート」、少女部門では惣領冬実さんの「ボーイフレンド」、青年一般部門では石ノ森章太郎さん（故人）の「ホテル」などでした。「つるピカ…」はまんが自体は4コマのギャグまんがですが、アニメは「つるピカハゲ丸くん」のタイトルで、1988年～1989年まで放送され、4コマ式ではなく、1回あたり3話で構成されました。
次は小林よしのりさんの「おぼっちゃまくん」です。1988年の第34回・児童部門の大賞作品です。少年部門では石渡 治さんの「B・B」、少女部門では岡野玲子さんの「ファンシィダンス」、青年一般部門では牧 美也子さんの「源氏物語」でした。「おぼっちゃまくん」は大財閥の息子が主人公のギャグまんがで、「ともだちんこ」などの「茶磨語」が話題となった作品です。アニメでは1989年～1992年に放送されました。小林さんはまんが家としての活動だけでなく、評論家として政治思想や社会評論活動を行っています。尚、小林さんのくわしい作品については他の記事にて更新しましたので、こちらもご覧ください。→人気のまんが（その56）
次は浦沢直樹さんの「YAWARA！」です。1989年の第35回・青年一般部門の大賞作品です。児童部門では上原きみこさん（現：上原きみ子）の「まりちゃん」シリーズ、少年部門ではなかいま強さんの「うっちゃれ五所瓦」、少女部門では榛野なな恵さんの「Papa told me」でした。「YAWARA！」は柔道の才能を持つ主人公が普通の女の子になりたいという願いと自身の柔道の才能の間で葛藤しつつもオリンピックで活躍した様子を描いた物語で、アニメ、映画にもなりました。浦沢さんは日本を代表するまんが家で、この作品だけでなく「20世紀少年」などの作品を手掛けています。尚、浦沢さんのくわしい作品については他の記事にて更新しましたので、こちらもご覧ください。→人気のまんが（その57）
最後は細川智栄子さんの「王家の紋章」です。この作品と渡辺多恵子さんの「はじめちゃんが一番！」が1990年の第36回・少女部門の大賞作品です。児童部門ではMoo.念平さんの「あまいぞ！男吾」、少年部門ではゆうきまさみさんの「機動警察パトレイバー」、青年一般部門では六田 登さんの「F-エフ-」でした。細川さんは日本を代表する少女まんが家ですが、現在の作品は実の妹の芙～みんさんとの共作で、「細川智栄子あんど芙～みん」名義で活動をしています。
次回は1991年の第37回～1995年の第41回までの大賞作品を紹介します。いよいよ平成に入りましたね。
というわけで、直顕でした。
バイバ～イ(^_^)/
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